買ってよかった保冷ボトル
夏に自転車に乗ると思ったより汗をかいて、気づかないうちに脱水症状になることがあります。
予防するには喉が渇く前に少しずつ水分を補給することが大切。そこで役に立つ保冷ボトルのお話です。
ボトル、何を使っていますか?
夏が近づき気温が上がってくると、ボトルのお水が生ぬるく感じますよね。
真夏には白湯になっていることもありませんか?
暑い日にキーンと冷たい飲み物が飲めたら・・・
そのため各メーカーから様々な保冷ボトルが販売されています。
CAMELBAK(キャメルバック) ポディウムアイス
私たちが最初に購入した保冷ボトルはCAMELBAK(キャメルバック)のポディウムアイスという商品です。
ノーマルボトルと比較すると4倍もの保冷力があり、長時間冷たいドリンクを飲むことができます。
ボトルの飲み口は、歯でひっかけて引き出す物が多いのですが、こちらはそんな開閉が不要で、軽く押すと飲み物が出るジェットバルブを採用し飲みやすいモデルです。
またこのボトルは飲み物を入れて冷凍庫で凍らせることもできます。
でも、保冷効果が高いため、満タンにして凍らせるとなかなか溶けず飲み物が飲めない!なんてこともありますので要注意。
私は前日の夜に三分の一から半分程度の水を入れて凍らせていました。
真夏のライドでは徐々に氷が溶けて、半日程度で全部氷が溶けました。
通常のボトルに比べるとかなり保冷効果が高く、半日のライドでは冷え冷えのドリンクをずっと飲める商品です。
サーモス 真空断熱ストローボトル
次に私たちは、一日中保冷効果が持続するものを探し、購入したのがステンレス製の保冷ボトルです。
保冷効果が通常の保冷ボトルとは段違い。
容量は600ml、重さは270gと少し重ためですが、10度以下を6 時間キープしてくれる優れもの。
朝、氷を多めに入れておくと、何度飲み物を補充しても一日中冷たい飲み物を飲めます!
真夏には感動しました。飲み口はストローになっており、個人的にはとても飲みやすいです。
ロードバイクを研究して商品開発されており、様々なボトルケージにフィットするように考え抜かれた形状(最大径約73mm)です。
グローブをしたままでもボトルを握りやすいシリコン製ボディリングを採用し、自転車のフレームに接触せずに取り出せる高さと、片手で握りやすい太さ、丸みを帯びたボトル底面が、スムーズな出し入れを実現しています。
ストローボトルの良いところ
真夏はスポーツドリンクを買って補充することも多いかと思いますが、何度も口をつけて飲むボトルは水温が上昇すると菌も発生しやすくなりますので、保冷ボトルは衛生的にもいいかと思います。
ボトルの上部もパッキンまで取り外しができ、洗いやすい構造となっています。
洗浄後はオキシクリーンという酸素系漂白剤等でつけ置きすればさらに衛生面で安心です。
また、ロードバイク女子、女性サイクリストの中には、走りながらボトルで飲むのが苦手な方もたくさんいます。
ストロータイプなら、信号待ちで手軽に飲めますし、ライド中も顔を正面に向けたまま飲むことができるので、ロードバイクで走りながら飲むのが苦手な方にもおすすめです。
ボトルの中に入れるドリンクについて
どのような飲み物が良いか
体は常温の飲み物よりも少し冷えた飲み物(水温5℃から15℃)の方が吸収率が上がります。
発汗した後は冷えたスポーツドリンクを飲むことで脱水を防ぐことができます。(スポーツドリンクには糖とナトリウムがバランスよく入っています。)
スポーツドリンクは大きく2種類あります。
「アイソトニック飲料」と「ハイポトニック飲料」ですが、違いは糖の割合です。
運動時には体への吸収スピードが速い「ハイポトニック飲料」が適しています。
アイソトニック飲料
糖質5~8%程度とナトリウムを含む。
浸透圧は安静時の体液に近くいため、水よりも速く吸収される。
糖質を多く含むので、エネルギー補給にもなる。
薄めて飲めばハイポトニック飲料になる。
運動前の水分補給や、長時間競技におすすめ。
ハイポトニック飲料
糖質3~4%程度とナトリウムを含む。
浸透圧は体液より低く、運動中の吸収スピードが速い。
運動中の水分補給や、大量に汗をかくときにおすすめ。
アイソトニック飲料とハイポトニック飲料については、こちらのサイトから抜粋させていただきました。
水とスポーツドリンク、常温と冷えたもの、どちらを飲むべき?テニスの水分補給のおはなし (thetennisdaily.jp)
ライドには粉末タイプのドリンクが便利です。
コスパが良いですし、濃さも自分で調整することができます。
私のおすすめはこの粉末ドリンクです。
真冬のライドでも活躍するボトル
サーモスのボトルは、保冷・保温の両方が可能なモデルもあります。こちらは寒い冬の時期に暖かい飲み物も飲むことができます。
飲み口はマグタイプになっています。
マグタイプなので、走りながら飲むよりは、ライドで冷えた体をゆっくり温めたい時に使いたいですね。
こちらはワンタッチ・オープンで素早い水分補給ができます。
飲み口は外して洗えるので簡単に手入れすることができ、保温・保冷両用なので、オールシーズンで使えます。
100均で買えるボトルホルダー
ステンレス製のボトルを使う場合、ボトルケージによってはステンレスが当たってカタカタと音鳴りすることがあります。
そんな時は100均で買えるボトルホルダーで覆うと音鳴りを防げます。
左側のニット生地は薄くよく伸びますし、右側は分厚く丈夫です。
ご自身のボトルホルダーと相性のいい物を選んでくださいね。
ロードバイク保冷ボトルまとめ
ステンレス製の保冷ボトルは真夏のライド・サイクリングでも一日中冷え冷えのドリンクを飲むことができます。
また、ストロータイプは衛生的で飲みやすく、サイクリストにもおすすめです。
保冷ボトルを買う際は、愛車のフレームサイズに合うボトルを買ってください。容量の多い保冷ボトルは背の高い物が多いので小さいフレームの方は気をつけてくださいね。
保冷ボトルは春の暖かい日から秋口まで長く使用できる優れものです。
買って損はなかった!と言い切れる商品でしたので、よかったら使ってみてくだだいね。